先日、お仕事で告別式に携わらせて頂きました。
その際、お寺の方の法話を耳にしました。
亡くなる前なのに、なぜ「生前」なのか?と、言うお話でした。
業務中だった為、すべては聞き取る事が出来なかったので、自分なりに調べさせて頂きました。
いくつかの理由がありました。
◎「生前」とは、仏教で使われていた言葉だそうです。
仏教では死んで仏になることがすなわち真に生きることであるとしています。
それゆえ、現世は「真に生きる前」だから「生前」です。
簡単に言えば、仏教では、生命は永遠と説かれています
◎日本では、仏教が広まるにつれて、輪廻転生という考え方も広まりました。
これは、今、生きている現世の前には前世があり、死んだあとには来世があるというものです。
生まれ変わるという考え方なのだそうです。
今、この世で生きている人にしてみれば、「生前」というのは、生まれ変わる前ですから前世のことを言います。
ときどき、生前の記憶を持っている子供が話題になったりします。
亡くなった後は来世に生まれ変わるので、「生前」というのは、生まれ変わる前、つまりこの世で生きていた頃になります。
※「輪廻転生」とは、人が何度も生死を繰り返し、新しい生命に生まれ変わることを意味します。
@かずさる
はじめまして
5月16日入社いたしました「はぎ」と申します
12年ぶりに神奈川県に戻ってきて、現在茅ヶ崎の葬儀と地理を勉強中です
1日でも早く仕事を覚え、戦力になれるよう努めてまいります
よろしくお願いいたします
「はぎ」
皆様こんにちは
「お茶を濁す」という言葉がありますね。
適当にごまかす、という意味で使われることが多いようです。
でも、この「お茶」って緑茶だと思っていませんか?
いったいどういうことからできた表現なのでしょうか。
実はこの「お茶」は、抹茶のことを指しています。
お茶(抹茶)を点てる際に、お茶の作法を知らない素人は本格的なお茶を点てることができません。
だからその場で適当に真似事をして濁らせてごまかした、ということが由来だといわれています。
現在でも、抹茶を点てて楽しむということは一定の技術がある人でなければ難しく、素人は見よう見まねでしかできません。
それと同じで、昔は抹茶自体がとても高級なものだったので、本格的な抹茶を点てる作法を知っているのは僧侶や貴族の人だけでした。
作法を知らない素人は程よく抹茶を濁らせて、それっぽく見えるようにしてごまかしていたそうです。
つまり、「お茶を濁す」という言葉はなんとなくごまかすというだけでなく、都合が悪いその場を取り繕ってしのぐ、という意味が強いわけですね。
このような「お茶」を使った慣用句は他にもいくつかあります。
例えば「お茶を挽く」というと、茶の葉を挽いて抹茶を作るのが暇のある人の役割だったことから、特に用事があるわけではなく、暇であることを指す言葉です。
特に、芸者や遊女などに客がつかず、商売が暇なことを言いました。
また「茶の間」というと、居間のことを指しますね。
お茶の仕度をする茶室や、家族で食事や団らんに使う部屋、という意味です。
こうして見ると、日本人の生活にお茶が欠かせないものだったことがわかります。
由来を正しく知って、正しい使い方をしたいものですね。
@かずさる
みなさまこんにちは
「6秒ガマン」のルールと、言う言葉はご存知でしょうか?
仕事でもプライベートでも、人と関わりながら過ごしていると、イライラして腹が立つこともありますよね。
「あんなに怒らなければ良かった」という後悔をしたことがある人も多いのではないでしょうか。
かといって、怒りを表現しないでいればストレスがたまってしまいます。
そこで、怒りとどう付き合うのか、「アンガーマネジメント」という考え方をご紹介します。」
どんなに激しい怒りでも、感情のピークは長くて6秒だといわれています。
この6秒さえ乗り切れば、衝動的な行動を起こしにくくなります。
怒りを感じて、頭に血が上ったと思ったら、とにかく6秒待つ。
頭を真っ白にするか、6秒を数えるか…人それぞれのやり方でOKです。
その次に、さらに感情をクールダウンします。
これにはいくつか考え方のコツがあります。
1. 怒りを数値化してみる
10点満点の怒りメーターをイメージしてください。「今回の件は7くらいかな」など数値化することは、怒りを客観視することにつながります。
2. 怒りの原因、感情を書きだしてみる
誰に、どういった内容で、どの程度の怒りを感じたのか。具体的に書いていくうちに、冷静さを取り戻すことができます。
3. 自分で怒りの原因を変えられることか、考えてみる
例えば、「イベントの日に大雨になった」といった場合に天候に対して怒ったとしても、自分で天候を変えることはできませんね。そのくらい、自分では動かしようのないこととして捉えれば、「仕方がないか」と考えることもできます。
それから、怒りの原因を整理します。
実は、怒りという感情は突如として現れるものではなく、まず不安、不満、悔しさといった負の「第一次感情」があり、それが許容量を超えたときに怒りという「第二次感情」となるのです。
「彼氏がメールに返信してくれない」と怒っている女性は、始めから怒っているわけではなく、根底には「返信がなくて寂しい」「もっと会話をしたい」という感情があるのです。
怒りにとらわれるのではなく、その原因となった問題点に着目し、具体的な解決策を考えることが大切です。
怒りを感じたとき、相手に衝動的な怒りをぶつけるだけでは、必要以上に激しいケンカになったり、関係性に溝を作ったりしてしまいます。
怒らないでいることはできませんが、怒りに振り回されず冷静に主張すれば、「言い過ぎてしまった」と後悔することも減らせそうですね。
@かずさる